World Robot Summit

2018年10月17日 - 10月21日開催 World Robot Summit 2018 | 2020年8月・10月開催 World Robot Summit 2020

サービス

【パートナーロボットチャレンジ】
コンセプトは、人間とロボットが協働できる生活環境を実現することです。
この競技はリアルとバーチャルの2つのチャレンジに分けて実施します。

【フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ】
この競技は、ロボット技術により従業員の負担を軽減し、
顧客に新たなサービスを提供する未来の
コンビニエンスストアを実現することを目的とした、世界初の競技です。

サービス競技委員会 委員長

岡田 浩之

ロボカップ日本委員会専務理事/玉川大学工学部情報通信工学科教授

人の認知プロセスの発達メカニズムを解明することを目的として、幼児やロボットを使った認知発達ロボティクス研究に取り組んでいます。
乳児の言語獲得からロボットの音声認識システムまで、幅広いテーマに興味があります。乳児の発達研究とロボティクスのような一見無関係な分野をつなぎ、柔軟なインテリジェンスの枠組みを理解し創造することを目指しています。 2008年と2010年にロボカップ世界大会(@ホームリーグ)優勝。

赤ちゃん研究とロボット
一見関係ないこの二つを繋ぐもの
それは、しなやかな知性の仕組み
人にやさしいロボットを創ることは
人を理解する鍵となる
そう信じて研究を続けている
ロボット研究の先に見える人の心
人の心を解き明かしたい


パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)

ルール詳細版は今後更新予定です。随時お知らせいたします(2018年1月23日更新)。

概要

参加者は3つのタスクの総合点で競います。
全てのチームは、トヨタ自動車株式会社製のロボット(HSR : Human Support Robot)を使い、
同一のハードウェアの条件のもと競います。

1. パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)

2. スキルチャレンジ

3. ファイナル –
ロボットと暮らす未来を見せて


標準プラットフォームロボットのトヨタ自動車株式会社のHSR

1. パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)

パートナーロボットチャレンジのコンセプトは人とロボットの協調です。障害者だけでなく、子どもや老人と暮らす家庭において、人とロボットが助け合い豊かな暮らしの実現を目指しています。
競技はロボットだけが単独でタスクを遂行するのではく、ユーザとのコミュニケーションや作業の分担などを通じて、ロボットと人が協調するための技術を競います。
人とロボットの協調がこのチャレンジの大きな特徴になります。

2. スキルチャレンジ

2.1 あれ、取ってきて

指示された部屋の中のモノを取ってくるタスク

タスクの目標

  • ・オペレータが指示する、既知物体4個・事前に提示された未知物体1個を取ってくる
  • ・指示されたモノがオペレータに手渡しされた、もしくはオペレータ付近の指定されたエリア内(床面2D投影内)に入ればタスクが完了

技術的フォーカス

物体記憶、HRI、semantic mapping、object perception and manipulation

2.2 お願い、部屋を片付けて

部屋の中のモノをあるべき場所に片づけるタスク

タスクの目標

  • ・正しくない位置にあるモノを所定の片づけスペースに片づける
  • ・Stage1:子供部屋の散らかったおもちゃをおもちゃ棚の所定の場所に片付ける
  • ・Stage2:リビングとダイニングの散らかった物をユーザに確認しながら捨てるor片付ける

技術的フォーカス

  • ・Stage1: semantic mapping, object perception and manipulation
  • ・Stage2: HRI, semantic mapping, unknown object perception and manipulation

3. ファイナル – ロボットと暮らす未来を見せて

人を安心・幸せにしてくれるパートナーロボットの未来の姿をデモンストレーションする。
家に独り残された何らかの不自由さを持った人を助けてくれる、Robotics for Happinessを実現するようなデモンストレーションを行う。


前提条件

  • ・家庭環境
  • ・ユーザが一人で家にいる
  • ・ユーザには何らかの不自由さがある
  • ・想定する不自由さ(1つ以上の不自由さを想定)は予め用意されたリストから選択またはチームの独自想定による。

競技

  • ・プレゼン・デモ
  • -シーンの解説 2分
  • -デモ(寸劇) 10分
  • ・Q&A 5分

評価

デモとインタビューが評価の対象になります。

  • ・デモ全体
  • ・デモにおける人間とロボットのインタラクション
  • ・デモにおけるロボットの自律性
  • ・日常生活においてのロボットの実用性と有用性(商品化が可能か?)
  • ・斬新さと(科学的)貢献度(+社会への貢献度)
  • ・デモの難易度と達成度

パートナーロボットチャレンジ
(バーチャルスペース)

ルール詳細版は今後更新予定です。随時お知らせいたします(2018年4月28日更新)。

概要

参加者は以下の4つのタスクの総合点で競います。
全てのタスクは、社会的知能発生学シミュレータ(SIGVerse™)上で動作するロボットを使用します。

1. 汎用目的サービスロボット

2. インタラクティブ清掃

3. ヒューマンナビゲーション

4. 最終デモンストレーション

1. 汎用目的サービスロボット

ゴール

審判から3つのタスク(ナビゲーション、ヒューマンロボットインタラクション、ロボットオブジェクトインタラクション) の中から指示を受けます。


注目点

対話認識において、より複雑な対話をしつつ、ランダムに指示を受けたことを実行します。

2. インタラクティブ清掃

ゴール

ロボットが人間の所作を観察し、対象物とゴミ箱を認識します。


注目点

審判が操作する人型アバターの指差し動作を理解する能力

3. ヒューマンナビゲーション

ゴール

未知のバーチャル環境で、実際の利用者が目的物を見つけられるよう、ロボットが言葉で指示をします。


注目点

対象物の所在と方向を、自然で簡単な言葉で説明できる能力

4. 最終デモンストレーション

ゴール

参加者がシミュレーターを使用してヒューマンロボットインタラクションを実演し、それらのタスクについてプレゼンテーションします。


注目点

ヒューマンロボットインタラクションの新しいアプローチ/アプリケーション


フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ

概要

参加者は以下の3つのタスクで競います。
いずれか1つのタスクのみの参加も可能です。

1. 陳列・廃棄タスク
日常商品(おにぎり、お弁当など)の自動補充および消費期限切れ商品の廃棄を行います。
2. 接客タスク
ロボット技術を利用した近未来の洗練された顧客サービスの提案と実演を行います。
3. トイレ清掃タスク
個室トイレの便器、床、壁の清掃を行います。

ルール詳細版は今後更新予定です。随時お知らせいたします(2018年2月9日更新)。

1. 陳列・廃棄タスク

「バックヤードエリア」「ホーム」「通路」「陳列棚A」「陳列棚B」を使用する。
デモンストレーションでは、下記の作業を行う。
ホームに置かれたコンテナ内に納められている商品を陳列棚Aの所定の位置に並べる
陳列棚Bに並べられている商品を整頓するとともに、廃棄品を回収してホームまで運ぶ。


競技の流れ

各チームの持ち時間は20分。競技の順番は下記の通り行う。

(1)リフォームタイム
参加者がインフラの設置や棚の入れ替え作業を行う。
この時間内に認められる作業は下記の通り。

  • 店舗内に独自のインフラを設置
  • 陳列棚やコンテナを入れ替え
  • 商品に独自のインフラを設置

(2)セッティングタイム
参加者はロボットと商品のセッティングを行う。おにぎり×3、ドリンク×3、弁当×3の、合計9つの商品をコンテナに収納しなければばらない。ロボットを任意の初期位置に配置し、商品を収納したコンテナは模擬店舗内での初期位置に設置する。

(3)商品陳列・廃棄物回収作業のデモンストレーション

  • 参加者はシステムの動作を開始する。
    ロボットはコンテナから商品をピックアップし、陳列棚Aの所定の位置に補充する。
  • 陳列棚Bには5つのサンドイッチが並べられている。サンドイッチの裏面に書かれた消費期限を確認し、廃棄対象品を回収する。また、棚に残った商品を所定の位置に並べ直さなくてはならない。
  • ロボットは棚から回収した廃棄品をホームまで戻す。

※時間の配分はチームごとに自由に決めてよいこととする。

2. 接客タスク

参加者は接客業務に関係するシナリオを自由に展開し、制限時間内にデモンストレーションを行う。


競技の流れ

各チームの持ち時間は20分。競技は以下の順で進行する。

(1)リフォームタイム
参加者がインフラや棚などの入れ替え作業を行う。この時間内に認められる作業は下記のとおり。

  • 店舗内に独自のインフラを設置する作業
  • 陳列棚やレジ台などを独自のものに入れ替える作業

(2)セッティングタイム
参加者が商品とロボットのセッティングを行う。参加者はロボットや商品を模擬店舗内の任意の初期位置に配置できる。

(3)プレゼンテーション
参加者はシステムの概要と目的について説明を行う。

※プレゼンテーションはデモンストレーションと同時に行ってもよい。

(4)接客のデモンストレーション
参加者はシステムの操作を始める。参加者は接客業務に関係する課題を自由に設定し、制限時間内にシステムのデモンストレーションを行う。例えば以下のようなデモンストレーションが期待される。

  • 商品(弁当など)の温めや袋に入れる
  • ホットスナックやタバコなど、店員を介して注文する商品の受注と品出し
  • 性別、年齢のチェック
  • 商品をすすめる
  • 万引き防止
  • 高齢者、日本語を喋れない外国人、車椅子利用者などへの対応
  • カスタマーサポート

※これらは接客作業の一例であり、すべてを実行する必要はない。
※接客を受ける客は参加者が用意する。


※時間の配分はチームごとに自由に決めてよいこととする。

3. 清掃タスク

デモンストレーションでは下記の作業を行う。

(1)便器(上面(縁)、側面、便座裏面)および便器周囲の床や壁に付着した模擬尿を清掃する。

※便器内は対象外とする

(2)床に散乱したゴミ(トイレットペーパーや芯)


競技の流れ

各チームの持ち時間は20分。競技は以下の順で進行する。

(1)リフォームタイム
参加者はインフラ設置可能エリアで、インフラのリフォームを行う

(2)セッティングタイム
参加者は移動ロボットのセッティングを行う。 参加者は作業する移動ロボットをトイレ空間の外にあるホームの任意の初期位置に配置する。

(3)清掃作業のデモンストレーション
参加者はシステムの動作を開始する。

  • ①模擬尿
    模擬尿は、放水装置(小便小僧)により300mlを便座が開いた便器内に放水することにより周囲に飛散される。
  • ②ゴミの清掃
    ゴミはトイレットペーパーの切れ端(最大長2cm程度)4つ、及び、トイレットペーパーの芯1つであり、床面にランダムに計5つ、ランダムに配置される。ゴミは模擬尿の放水後に配置される。

※時間の配分はチームごとに自由に決めてよいこととする

模擬尿放水のイメージ(動画再生)

模擬尿はねイメージ
(左:左壁面、中上:便座上面、中下:床、右:右側面)

お問い合わせ

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下記e-mailまでお問い合わせください。

info@worldrobotsummit.org